業種で見るAI導入の最初のつまずき
自社が開発・運用してきたLLM活用事例を業種で横断して並べ直すと、最初に詰まる場所の性質が業種ごとに違っていた。制度・問い合わせ・データという3つの型に分けて整理する。
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自社が開発・運用してきたLLM活用事例を業種で横断して並べ直すと、最初に詰まる場所の性質が業種ごとに違っていた。制度・問い合わせ・データという3つの型に分けて整理する。
公開ページのサーバー側描画をWorkerに実装してデプロイしたのに、一部のページだけ反映されていなかった。原因は静的アセットの仕組みと、検証タイミングの2つが重なっていた。
日次の利用予算を管理するDurable Objectを実装したところ、アクセスが増えた日にAI機能全体が止まった。原因はリクエスト数ではなく、別枠のSQLite書き込み行数だった。
なりすまし可能なヘッダーから信頼できるはずのX-Real-IPに切り替える修正を検討したが、手前にCloudflareが挟まる構成を見落とし、別の障害を起こすところだった。
5xxエラー比率が高いという実測から探索攻撃を疑ったが、原因はCloudflare内部のEarly Hints投機リクエストだった。実クライアントの504は1件もなかった。
事前描画を直すデプロイをしたのに、本番だけ古いHTMLが配信され続けた。原因はゾーンのキャッシュではなく、Worker自身が持つキャッシュだった。
単体テスト139件が全て通っていたLLM呼び出し付きWorkflowも、本番のデータベースと外部APIに当てて初めて4つの問題が出た。カンタン補助金での記録。
Cloudflare Workflowsを完走時の1行INSERTだけで設計したところ、実行中であることを示す状態がどこにも存在しなかった。画面のポーリングと二重起動防止が効かなくなった記録。
CloudflareのWorkerにルートを広げた瞬間、旧サーバーが持っていたパスが同名のWorkerに奪われた。死活監視まで巻き込んだ切替の記録。
CloudflareのR2で使用率が100%を超えていた「カンタン補助金」の記録。105.5%から51%まで下げるまでに何を測ったかをまとめる。