Gemini 4 は Google の最新世代のモデルで、Gemini 4 Argon と Gemini 4 Carbon が発表されています。すぐに使えることを確認できたのは Argon で、Gemini アプリの有料プランと API で提供されています。
API を使っている場合は、Argon の単価が 2026 年 12 月 1 日に 2 倍になる点に注意してください。
内容は 2026 年 11 月 6 日に Google の公式ページで確認しました。発表の正確な日付は確認できませんでした。公式のページの表記は、Argon の最初の発表が 2026 年 9 月、Carbon が 10 月です。
Argon と Carbon の違い
| 項目 | Gemini 4 Argon | Gemini 4 Carbon |
|---|---|---|
| 公式の位置づけ | 主力の推論モデル。複雑なソフトウェア開発、数学と科学の問題、自律型エージェント向け | 「次のフロンティアモデル」 |
| API の単価 | 公式の料金ページに掲載 | 公式の料金ページに掲載なし |
| Gemini アプリ | Google AI Pro と Ultra | プランのページに記載なし |
| モデル ID | gemini-4-argon |
確認できなかった |
Carbon の API の提供状況は、Google の料金ページと Gemini のプランのページに載っていなかったので、今回は判断していません。利用を検討する時は、公式の最新の案内を確認してください。
API の料金
単価は 100 万トークンあたりのドル建てです。Google の料金ページによると、期間によって変わります。
| Gemini 4 Argon | 2026 年 11 月 30 日まで | 2026 年 12 月 1 日から |
|---|---|---|
| 入力 | 2.00 ドル | 4.00 ドル |
| 出力(思考のトークンを含む) | 10.00 ドル | 20.00 ドル |
| キャッシュ | 0.10 ドル | 0.20 ドル |
無料枠はありません。キャッシュは暗黙のキャッシュだけで、明示のキャッシュには対応していません。
費用を抑えたい場合は Gemini 3.8 Flash が候補になります。単価は 2026 年 12 月 31 日まで入力 0.75 ドルと出力 3.75 ドルで、2027 年 1 月 1 日から入力 1.50 ドルと出力 7.50 ドルです。他社のモデルとの比較は LLM API 料金比較表で確認できます。
Gemini アプリで使うには
Gemini のプランのページの月額と、Gemini 4 Argon の扱いは次のとおりです。
| プラン | 月額 | Gemini 4 Argon | 使用量の上限 |
|---|---|---|---|
| 無料 | ¥0 | 記載なし | — |
| Google AI Plus | ¥725 | 記載なし(Flash モデル) | 無料版の 2 倍 |
| Google AI Pro | ¥2,900 | 利用可 | 無料版の 4 倍 |
| Google AI Ultra | ¥14,500 から | 最上位のアクセス | AI Pro の 5 倍。¥32,000 のプランは 20 倍 |
性能
第三者の Artificial Analysis の総合指数(2026 年 11 月 6 日確認)では、Gemini 4 Carbon が 60、Claude Opus 5.5 が 59、GPT-6 Astra が 57、Gemini 4 Argon が 50 です。ほかのモデルも含めた表は LLM ベンチマーク比較にあります。
Google が公開した評価表の一部を抜き出すと、次のとおりです。発表元が選んだ指標なので、参考として読んでください。
| 指標 | Carbon | Argon | GPT-6 Astra | Claude Opus 5.5 |
|---|---|---|---|---|
| Terminal-Bench 4.0 | 65.2% | 57.1% | 59.1% | 59.6% |
| FrontierSWE 2 | 61.2% | 55.0% | 65.5% | 62.3% |
| OSWorld-2.1 | 81.5% | 74.7% | 80.9% | 87.2% |
| GraphWalks(256k〜1M) | 96.2% | 84.2% | 71.8% | 66.8% |
長い文脈を扱う GraphWalks では Gemini 4 の 2 モデルの差が目立ちます。一方、FrontierSWE 2 では GPT-6 Astra が、OSWorld-2.1 では Claude Opus 5.5 が最も高い値です。どのモデルが良いかは用途で変わるので、自社の作業で試してから決めることを勧めます。
旧モデルからの移行
Google の終了予定の一覧によると、次のモデルは 2026 年 12 月 1 日に転送が始まります。
gemini-2.5-proへのリクエストはgemini-3.8-flashへ転送gemini-2.5-flashへのリクエストはgemini-3.5-flash-liteへ転送
転送後は転送先の単価で課金されます。gemini-2.5-flash-lite は終了予定がありません。古いモデルを使っているシステムは、11 月中に動作と費用を確認してください。
まとめ
- 今すぐ使うなら Argon です。アプリは Google AI Pro 以上、API は
gemini-4-argonを指定します。 - API の予算は 12 月 1 日の値上げを前提に組み直してください。
- Carbon は 今後の提供の案内を確認してください。
ChatGPT や Claude との違いは LLM 比較ガイドにまとめています。
手元の資料をもとに答える Google の製品は NotebookLM(Gemini Notebook)で解説しています。
よくある質問
Gemini 4は無料で使えますか。
Geminiアプリでは、Gemini 4 Argonは月額2,900円のGoogle AI ProとUltraの特典として案内されています。APIでも、Gemini 4 Argonは無料枠の対象外です。
Gemini 4 ArgonのAPI料金はいくらですか。
100万トークンあたり、2026年11月30日までは入力2ドルと出力10ドルです。12月1日からは入力4ドルと出力20ドルになります。
ArgonとCarbonはどう違いますか。
Googleの評価表では、ほとんどの項目でCarbonがArgonを上回ります。ArgonはGoogleが主力の推論モデルと位置づけ、APIの料金ページに単価が載っています。Carbonは今回確認した料金ページとGeminiアプリのプランのページには載っていませんでした。