Genspark(ジェンスパーク)は、スライド、シート、文書の作成やエージェントを 1 つにまとめた AI ワークスペースです。公式サイトは「あなたを超える資料作成を、AI で」と打ち出しており、資料の作成に強みがあります。
無料で試せます。有料の Plus は月 24.99 ドルからです。料金はクレジットの消費で決まるので、月額だけでは使える量が分かりません。 2026 年 9 月に上限の扱いが変わったので、古い記事の「無制限」は確認が必要です。
内容は 2026 年 11 月 6 日に公式のページで確認しました。金額はドル建てで、日本円の表示は確認できませんでした。
できること
公式の料金ページとビジネス向けのページにある主な機能です。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| スーパーエージェント(Super Agent) | 依頼を受けて作業を進めるエージェント |
| AI スライド、AI シート、AI ドキュメント | 資料、表、文書を作る |
| Genspark Code | コードを作る |
| Deep Research、Fact Check | 調査と事実の確認 |
| AI 議事録 | 会議の文字起こしと要約。Plus 以上で 1 日最大 24 時間 |
| AI チャット、AI 画像 | 複数のモデルでの会話と画像の生成 |
| AI Call for Me | プライバシーポリシーに記載のある電話の機能 |
公式はモデルについて、ChatGPT、Claude、Gemini などを含む 70 以上を使えると説明しています。ポリシーに記載された主な AI 事業者は OpenAI、Anthropic、Google、xAI、ElevenLabs です。モデルの一覧は確認できませんでした。
料金
公式の料金ページの金額です。税の扱いは購入の画面で確認してください。
| プラン | 月払い | 年払い(月相当) | クレジット | AI Drive |
|---|---|---|---|---|
| Free | 0 ドル | — | 1 日 100。生涯の上限あり | 1 GB |
| Plus | 24.99 ドル | 19.99 ドル | 月 10,000 から | 50 GB |
| Pro | 249.99 ドル | 199.99 ドル | 月 125,000 から | 1 TB |
| Team | 1 シート 40 ドル | 1 シート 35 ドル | 1 シート 月 10,000 | 1 シート 60 GB |
| Enterprise | 個別見積もり | — | 1 シート 月 20,000 | — |
Team は 2〜150 人程度、Enterprise は年額で 6 桁ドルが一般的と公式は説明しています。
クレジットと無料枠
使える量は 3 つの仕組みで決まります。
| 仕組み | 内容 |
|---|---|
| クレジット | AI の作業で消費する。Plus と Pro には複数の階層があり、上位ほど多い |
| 無料枠(Free Quota) | Plus と Pro に付く週ごとの枠。エージェントのスタンダードモードで使える。Pro は Plus の 10 倍 |
| AI チャットと AI 画像 | コアのモデルはクレジットを消費せず、フラッグシップのモデルは消費する |
Free の 1 日 100 クレジットには生涯の上限があります。ずっと毎日使えるわけではありません。 公式はプラン特典の記載を 2027 年 6 月 30 日まで有効としています。
2026 年 9 月の変更
公式によると、2026 年 9 月 18 日より前から継続している Plus と Pro は、AI チャットと AI 画像の無制限の利用が 2026 年 12 月 31 日まで続きます。「Pro は無制限」「Free は毎日 200 クレジット」といった説明は今のページと一致しません。古い比較記事を見て契約しないよう注意してください。
入力したデータの扱い
| 項目 | 公式の説明 | 出典 |
|---|---|---|
| 学習 | Free から Enterprise まで、プロンプト、文書、出力をモデルの学習に使わない | ビジネス料金ページ |
| 外部への送信 | 入力は処理のために第三者の AI 事業者へ送られることがある | プライバシーポリシー |
| 保存先 | Microsoft Azure に保存。一部のサービスは AWS や GCP 上の場合もある | 同上 |
| 削除 | アカウントを閉じると 30 日以内に削除 | 同上 |
| 認証 | SOC 2 Type II、ISO 27001 を掲示 | ビジネス料金ページ |
学習に使わないという説明はビジネス向けのページのもので、プライバシーポリシーの本文では、Google Workspace のデータ以外について同じ明文を確認できませんでした。機密情報を扱う前に、契約書と Trust Center で確認してください。 公式は Enterprise に SAML SSO、SCIM、データ所在地の選択肢、監査ログ、DPA への対応を挙げています。
始め方
genspark.ai を開き、Google、Microsoft、Apple、メールのいずれかでサインインします。公式サイトとヘルプは日本語で表示されます。Google Workspace や PowerPoint、Excel、Word のプラグインも案内されています。
利用は 18 歳以上(国の定めがあればその年齢)が条件で、18 歳未満は保護者の許可が必要です(利用規約)。
法人で検討する時の確認点
ここからは編集部の見方です。
- 運営の主体を確認する。 規約の提供者は MainFunc Inc. と子会社の Genspark Inc. です。所在地は規約とポリシーで確認できなかったので、法務の確認では契約の相手と準拠法を確かめてください。
- 入力の経路を確認する。 複数の AI 事業者に送られるので、社内の委託先の管理に合わせて整理します。
- 消費を試算する。 スライドや調査をどれだけ作るかを試用で測ってから、プランと階層を決めます。
- 出力を確認する。 作成したスライドの数字と出典は原文で確認します。入力してよい情報の線引きも参考になります。
スライドや文書をすでに使っている Microsoft 365 の中で作りたいなら、Microsoft 365 Copilot も比較の候補です。調べ物が中心なら Perplexity、手元の資料の読み込みが中心なら NotebookLM があります。
確認できなかったこと
会社の所在地、日本円の料金、モデルの一覧、アプリの提供状況、Trust Center の中身、機能ごとのクレジットの消費量は確認できませんでした。料金と特典は変わることがあるので、契約の前に公式のページを確認してください。
よくある質問
Gensparkは無料で使えますか。
使えます。Freeは1日あたり100クレジットと1 GBのAI Driveが付きます。ただし生涯の上限があり、使い切ると毎日の補充が止まります。
Gensparkの料金はいくらですか。
Plusは月24.99ドル、年払いなら月19.99ドルです。Proは月249.99ドル、年払いなら月199.99ドルです。Teamは1シート月40ドル、年払いなら月35ドルです。Enterpriseは個別見積もりです。
Gensparkへの入力は学習に使われますか。
公式のビジネス料金のページは、FreeからEnterpriseまでのすべてのプランでデータをモデルの学習に使わないと説明しています。入力はOpenAI、Anthropic、GoogleなどのAI事業者へ送られることがあります。
Gensparkの運営会社はどこですか。
利用規約によると、MainFunc Inc.と、その完全子会社のGenspark Inc.などが提供しています。所在地は公式の規約とポリシーでは確認できませんでした。